重要文化財 平成18年 東京都文京区大塚 半田九清堂
 
 
徳川綱吉の母、桂昌院の発願によって天和元年(1681年)に創建された。着工からわずか
 半年余りで落慶された大型七間仏堂だ。
 江戸時代の社寺建築の特徴は、装飾が冗長的で意匠過剰になるが、このような大型仏堂
 を短期間に造立する技術が出来上がっていたのだ。
  元禄時代の建築工芸の粋を結集した本堂の屋根は江戸時代から使われ始めた瓦棒銅板葺、
 組物は鎌倉時代以降仏堂に人が入るようになってからあまり使われることのなかった三
 手先を復活させている。
 また江戸時代以降の特徴として、頭貫などの先端には別材で動物の彫刻を施した掛鼻が
 多く使われている。
 今回工事は本殿天井画を補修する工事である。
 
 
護国寺本堂天井画修理 
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